仕事の指示を受けたあと、何から始めればよいか分からなくなることはありませんか。全部を覚えようとする代わりに、次に確認したいことを短いメモにする方法を紹介します。自分の状況に合うものだけ使ってください。
まず、分からないところを一つ選ぶ
説明が長かった、途中で別の仕事が入った、完成形を想像しにくかった。困った場面を一つに絞ると、次の質問を考えやすくなります。「全部分からない」と感じる場合は、最初にする作業だけ確認しても構いません。
- 何をするのか:頼まれた作業の名前
- いつまでか:締切の日付と時間
- どれを先にするか:いまの優先順位
- どこまでできればよいか:完成形や提出方法
- 誰に聞くか:途中で迷ったときの確認先
コピーして使える確認メモ
空欄は、あとで確認する場所です。初めからすべてを埋める必要はありません。会社の情報を扱う場合は、職場で認められたメモの方法を使ってください。
期限(日付・時間):
優先順位:
完成形・参考になる例:
提出先・提出方法:
確認する相手:
次にする一つ:
聞き返すときの短い言い方
- 順番を確認したい
- 「Aから先に進めて、Bはそのあとにする理解で合っていますか」
- 締切が分からない
- 「提出日はいつですか。時間の指定もありますか」
- 完成形が浮かばない
- 「参考になる完成例はありますか。どの項目が必要か確認したいです」
- その場で質問が出てこない
- 「一度メモを整理して、あとで確認してもよいですか」
確認の時間や連絡方法は、職場のルールと相手の都合に合わせて相談してください。録音や社外のサービスへの貼り付けは、許可なく行わないようにします。
予定が変わったら、変わった部分だけ書き直す
「前の締切」「新しい締切」「他の仕事の順番」を分けて書く案です。二つの仕事を同時に頼まれた場合は、自分だけで判断せず「両方は難しいので、どちらを先にしますか」と確認できます。
困りごとが続くときの相談用メモ
うまくいかなかった場面を一つ選び、「何が起きたか」「どこで止まったか」「すでに試したこと」「手伝ってほしいこと」を書きます。診断名を推測するより、具体的な作業の困りごとを伝えるためのメモです。
職場の相談窓口や地域の支援機関を探したい場合は、相談先の選び方もご覧ください。お住まいの地域の発達障害者支援センターは、国立障害者リハビリテーションセンターの一覧で確認できます。支援内容・対象・受付方法は各窓口にご確認ください。
参考情報
国立障害者リハビリテーションセンター「発達障害者支援センター・一覧」(2026年10月2日確認)。このページの例文とメモは、日常で試すための編集例です。