頼まれると、とっさに「できます」と答えてしまう。断りたいけれど、どこまで説明すればよいかわからない。そんなときは、引き受けるか断るかを考える前に、内容と期限を確かめてみましょう。できる範囲が決まると、相手にも具体的に伝えやすくなります。
即答せず、条件を確認する
必要な作業量、締切、完成の条件がわからなければ、引き受けられるか判断しづらいものです。「いつまでに、どの状態まで必要ですか」と確認してから返答してかまいません。
予定を見直す時間が必要なら、「いまの作業を確認して、今日の16時までにお返事します」と、返事をする時点を伝えます。返答を待ってもらえるかも含めて相談しましょう。
伝える順番は、結論・範囲・相談
難しい部分を曖昧にせず、できることがあれば続けます。代案を出せない場合は、無理に別の仕事を引き受けたり、他の人を紹介したりする必要はありません。
四つの例文から、近いものを選ぶ
今回は断る:「声をかけていただきありがとうございます。今回は予定があり、参加できません」。別の日の約束をするつもりがなければ、「また必ず」と付け加えなくても大丈夫です。
期限を相談する:「木曜日までの提出は難しいのですが、月曜日なら対応できます。期限の調整は可能でしょうか」
範囲を減らして相談する:「全体の作成は難しいのですが、数値の確認だけなら本日中にできます。その形でお手伝いできますか」
仕事の優先順位を確認する:「現在はAを金曜日までに進めています。Bを先に行う場合、Aの期限を調整する必要があります。どちらを優先すればよいでしょうか」。自分だけで順番を決めにくい仕事では、判断する人に具体的な選択肢を示します。
一度引き受けたあとでも、早めに相談する
途中で間に合わないとわかったら、「できません」だけで終わらせず、現在どこまで進んでいて、何が残っているかを伝えます。例:「集計は終わりましたが、確認に追加の時間が必要です。明日の午前中まで延ばせるか相談させてください」
期限の変更は、送っただけでは決まりません。相手の返答を確認し、決まった範囲と日時を短く残します。調整できない場合は、部分的な提出や担当の分担など、現実的な方法を一緒に検討します。
理由を詳しく話したくないとき
家庭や体調の事情は、調整に必要な範囲で伝えてかまいません。職場で必要な報告や手続きがある場合は、その方法を確認してください。強く責められる、断ると危険を感じるなどの状況では、例文だけで解決しようとせず、安全な場所から信頼できる相手に相談することも考えてください。
例文とメモは日常で使うための編集例です。人名や予定、役割を、ご自身の状況に合わせて置き換えてください。